西欧思想の根源思想<ヨーロッパ人性>がどのようなものであるのかを存在論の立場からキリスト教思想に探り、存在はどのようにして存在者を存在させるのかというハイデガー存在論の中枢問題の解明をめざす。(2005年7月刊行)
序章 神の美しさを持つ自然は天、草木、民族の内に眠っている1 前もって話しかけてくる或る規定する統一体をめざして自分を一つに集める2 真理は本質において自由である3 創生の自由は混沌と合図とが浮動している遊動時空である4 なされなければならないことが強要してくる5 存在は多様に現れる6 人間は太初において根拠の本質に分け入らされている7 自らに被いをかけることは現れる動きの最内奥の本質である8 存在は突如に自生して来る終章 存在と時間