1970年代から関わってきた「異文化間教育」の論考および「異文化間心理学」という当時の新領域の紹介と展開、その元になる「カルチュア・ショックと文化摩擦」の3部構成で異文化間分野の源流を辿る。
<第1部 異文化間教育>1 異文化間教育とコミュニケーション2 海外子女教育30年目の役割と課題3 異文化間リテラシーと海外子女教育4 異文化間教育学会25年の回顧と展望―陽の目を見、市民権を得た学会の道標と旅先5 異文化間教育と多文化(共生)教育における教師と教師教育 総論<第2部 異文化間心理学>1 異文化間心理学―特有現象と普遍法則を探る2 異文化理解とは3 異文化理解の表裏4 青年の異文化体験とナショナル・アイデンティティー自叙伝と手記による考察5 青年の異文化体験と成長―カルチュア・ショックを越えて6 異文化の中で養うポジティブな心と自我アイデンティティ7 帰国子女の行動特性・言語特性8 海外成長日本人の文化的ポテンシャル9 イタリア系アメリカ人のコミュニティ形成と民族文化―シカゴ西郊のコミュニティの場合<第3部 カルチュア・ショック>1 カルチュア・ショックとは何か2 カルチュア(文化)・ショック3 帰ってきた私たち―帰国学生の自叙伝から4 個人レベルの文化摩擦について5 カルチュア・ショックの種類・具体例・対策6 カルチュア・ショックと性格