国際経済学専門の著者による社会科学概論。大学教育の最初に社会科学の視座を獲得するための新たな試みとして、社会の大きな流れと具体的な経験より読者を啓発させる方向に誘導することを目的とする。
第1回講義 社会科学とはなにか―私の学生時代を中心に第2回講義 市場経済と政治経済学第3回講義 格差問題を考える第4回講義 「不況」問題を考える―ケインズの視点第5回講義 「人間開発」という考え方について―センの「発展」観第6回講義 歴史を動かすものはなにか(1)―マルクスの視点と従属学派第7回講義 歴史を動かすものはなにか(2)―ヴェーバーによる社会の見方 第8回講義 アダム・スミスの人間認識と社会認識―リカードゥとの対比で捉える第9回講義 新自由主義の発想―ワシントン・コンセンサス第10回講義 文芸作品に見る社会科学的要素―問題意識の形成第11回講義 新興国の興隆をどう捉えるか[応用問題その1]第12回講義 全地球的問題―人口問題と環境問題[応用問題その2]第13回講義 一次産品問題に見る社会科学的捉え方[応用問題その3]