学びをささえる出版社

薬剤師と社会

変わりゆく職能
小松楠緒子(編著)
ISBN 978-4-7793-0306-7
B5並判
118ページ
2011/10/05 刊行
定価 ¥ 1,900+税

薬学部の6年制に伴い薬剤師に求められているのは何か。育薬、在宅医療、地域医療、病院、医療保険、セルフメディケーション等、社会の中での役割の変化を把握・自覚する力を育む医療人間学のテキスト。

目次

1 総合人文社会科学の概要・目的
1-1はじめに
1-2総合人文の難しさ
1-3教案上、運営上の工夫
 (1)視聴覚教材の導入
 (2)フィードバックプリントの作成・配布
 (3)コメンテーター制度の創出
1-4教育評価の結果
 (1)調査概要
 (2)調査結果
1-5結論および今後の課題
 (1)結論
 (2)今後の課題

2 新薬の製造販売後(育薬)における薬剤師の役割
2-1育薬とは
2-2我が国の新薬発売後の問題点
2-3育薬の実際
2-4医薬関係者からの副作用報告制度
2-5医療機関における医薬情報活動
2-6我が国における製造販売後の体制
 (1)医薬品の再審査制度
 (2)医薬品の製造販売後の調査および試験の実施の基準
 (3)安全性定期報告
 (4)医薬品、医薬部外品、化粧品および医療機器の製造販売後安全管理の基準
 (5)医薬品の再評価制度
 (6)副作用・感染症報告制度
 (7)医薬品副作用被害救済制度

3 セルフメディケーションにおける薬剤師の役割
3-1セルフメディケーションの背景
 (1)衣食住から医・衣・食・住へ
 (2)国民皆保険制度とセルフメディケーション
 (3)社会保障の財政危機と対応
3-2セルフメディケーションの定義と実践
 (1)セルフメディケーションの定義
 (2)セルフメディケーションの効用
 (3)実践へのステップー状況の認識
 (4)地域を基盤とする体制の整備
3-3支援する人材育成と薬剤師の役割
 (1)支援する人材の育成
 (2)薬剤師の該当性と役割
3-4セルフメディケーション支援に必要な教育と訓練
 (1)薬学教育の変遷
 (2)薬剤師職能のコペルニクス的転換
4 在宅療養での薬剤師の役割
4-1在宅療養の制定
4-2現在の医療動向
4-3居宅療養管理指導の推移
4-4入院療養から居宅療養への移行
4-5居宅療養の現場
4-6ゲシュタルトの法則による在宅指導
4-7おわりに

5 地域医療における薬剤師の役割
5-1地域医療とは
5-2地域医療における薬局の役割
 (1)かかりつけ薬局
 (2)在宅医療
 (3)相談薬局
5-3地域医療における薬剤師の役割
 (1)休日夜間診療
 (2)学校薬剤師
 (3)緊急災害時
 (4)地域医療における医療連携

6 病院における薬剤師の役割
6-1はじめに
6-2業務概説
6-3調剤業務
6-4薬剤管理指導業務
6-5製剤業務
6-6薬品管理業務
6-7医薬品情報管理業務
6-8薬品試験業務
6-9治験業務
6-10これからの病院薬剤師

7 今後の社会保障制度
7-1社会構造の変化(少子高齢社会)
 (1)少子化
 (2)高齢化
7-2社会保障制度と医療保険
 (1)医療保険について
 (2)医療費
7-3医薬分業と調剤医療費

8 今後の病院経営における薬剤師の役割
8-1医療施設の現状
 (1)病院数の推移
 (2)薬剤師数の推移
8-2日本の国民医療費
8-3DPC対象病院とは
 (1)DPC対象病院の現状
 (2)包括払いとは
8-4病院の収支構造
 (1)収入になる要素
 (2)支出される内容
8-5病院薬剤師が関与する保険点数(診療報酬)
8-6持参薬の活用
 (1)持参薬とは
 (2)持参薬活用のメリット
8-7地域医療と薬薬連携
 (1)地域医療
 (2)薬薬連携

9 我が国における薬剤師職能改革の展望
9-1医薬分業の歴史
9-2医薬分業の現状と問題点
9-3世界の薬剤師の動向
9-4我が国における医療改革
9-5求められる薬剤師職能

体験記1 サリドマイドを生きる

体験記2 がんの夫を看取って