ドイツの哲学者・教育学者O・F・ボルノウの晩年の著作をひもときつつ、弟子であるF・キュンメルが「人間と自然と言葉」の根源的な関係について探究する。翻訳者・中野優子氏による詳細な解説付き。(2013年9月刊行)
はじめに日本語版によせてフリードリッヒ・キュンメルにおける「人間と自然と言葉」の関係についての導入的考察(中野優子) 序文 1 「理解の限界としての自然」について 2 記述について 3 ヨーゼフ・ケーニッヒにおける「根源的な隠喩」について 4 「自然ははなす」ということ 5 松村克己の「根源的論理の探究」について 6 「自然は話す」ということと西田の絶対弁証法との関わりについて人間と自然と言葉――O・F・ボルノウの晩年の著作について――(フリードリッヒ・キュンメル著・中野優子訳) 序論 第一章 理解の限界としての自然 第二章 限界経験の価値 第三章 言葉の現実関係性 第四章 自然は話す 補遺 教育学的な問題としての人間と自然の関係