科学技術、グローバリゼーション、解体される主体性、ドクマに陥る教育、女性教育の困難と可能性―これらの一見自律した現代社会問題を哲学的に考えることによって現れるこれからの実践と変革のかたちとは。著者の主要な講演を書籍化。
1.歴史的投企としての科学・技術――ヤスパース技術論の批判的検証とその可能性2.共生問題の前提――近代史の中に刺さったキリ、デカルトと現代3.グローバリゼーションと田辺元の「種の論理」――複雑系を見定める視座4.西田幾多郎の「場所的論理」――「作られたものから作るものへ」5.論理と現象と――包括者と超越者、絶対者観の二重構造6.教育が成立する論理――ヤスパースの教育論を手がかりにして7.女子大学興国論――「女性らしさ」の可能性を求めて