近年、行政への導入が進められてきた「公共経営」――その考え方を日本の実態や新たな動きに力点をおき、紹介・解説する。従来、制度論の説明が中心であった行政学のテキストに現実と実感をとり戻す好著。
第I部 日本における公共経営の背景1.日本における公共経営論の展開2.行政改革とNPMの論理と展開第Ⅱ部 公共経営のしくみ3.民間委託の歴史・現状・課題4.第三セクターから学ぶべき点5.日本のPFI、PPPの特徴と課題6.市場化テスト――公共サービス改革法のインパクト7.指定管理者制度の背景・現状・課題第Ⅲ部 行革と民営化の動き8.独立行政法人制度の現状と課題9.道路関係四公団の民営化とその課題10.日本郵政公社の民営化とその課題11.日本における政策評価の動向と特質12.公務員制度改革と非正規公務員問題