『論語』における孔子の思想を西洋哲学と対比させることにより、現代社会の閉塞感の根源をも浮き彫りにした意欲作。読者にどう生きるべきかを柔らかく問いかけてくる書。
まえがき序 章「身体」と「先行者への敬意」 はじめに 1「孝悌」は「先行者」を照準する 2「孝」は「敬意」に基づく 3「先行者への敬意」が起点になる第1章「身体」と「愛」 はじめに 1「身体」には「愛」が宿る 2「仁」は「他者への愛」へ向かう 3「喪」が「仁」へ押し出す第2章「身体」と「安らかさ」 はじめに 1「不安」は「支配」へ向かう 2「仁」は「安らかさ」を与える 3「仁」は平等性(空間)の手前にある第3章「身体」と「愛」 はじめに 1「知らない」ことへ「敬意」をはらう 2「言葉」を「身体」へ戻す 3「詩・礼・楽」が「身体」を賦活する結 語「仁者は憂えず」あとがき