医療の現場や健康管理に主眼をおいた心理学の入門書。トピックスやケースでは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、スポーツトレーナー、プレイセラピスト、養護教諭等、様々な専門職の事例も紹介。多職種連携の視点から心理学の理論と実践を学べる。
第1章 学習・行動
第1節 さまざまな学習
第2節 学習性無気力
第3節 観察学習
(Case1:治療の動機プロセス――「頑張れ」とは言うけれど……/Case2:チームアプローチと健康管理――スポーツリハビリテーション)
第2章 動機・欲求
第1節 動 機
第2節 マズローの欲求階層説
第3節 帰属理論
第4節 フラストレーション
第5節 情 動
(Case3:治療効果とシゴトのやりがい――医療専門職が感じること/Case4:「健康日本21」)
第3章 感覚・知覚・認知
第1節 外界情報を理解する
第2節 感覚過程
第3節 知覚過程
第4節 感覚・知覚の加齢変化
(Case5:理学療法士と高次脳機能障害担当をした方とのコミュニケーション)
第4章 記 憶
第1節 記憶のしくみ
第2節 日常のなかでの記憶
第3節 記憶の加齢変化
(Case6:模擬食堂の実施で気づきを促された調理師のAさん)
第5章 社会心理学
第1節 個人と集団
第2節 集団における他者からの影響
第3節 リーダーシップ
第4節 他者理解と対人関係
第5節 説得的コミュニケーション
(Case7:医療職とコミュニケーション)
第6章 人格・性格・アセスメント
第1節 性格理論
第2節 環境か遺伝か
第3節 心の病
第4節 心理アセスメント(査定)
(Case8:統合失調症と作業療法士)
第7章 生涯発達心理学(1):生まれてから児童期まで
第1節 発達とは
第2節 認知の発達
第3節 ことばの発達
第4節 自己と他者との関係の発達:愛着の形成と分離不安
第5節 児童期(6、7~11、12歳頃まで)
(Case9:言語聴覚士の現場から/Case10:感覚調整困難で日常生活動作(ADL)未自立であったAくんの家族指導)
第8章 発育発達論
第1節 発育発達
第2節 体力
(Case11:カンボジア王国サッカーチームでのトレーナー活動)
第9章 生涯発達心理学(2):青年期から老年期まで
第1節 青年期
第2節 成人期
第3節 老年期
(Case12:認知症患者の心のエネルギーを感じながら/Case13:入所者の自立に向けて特別養護老人ホームでの各職種の連携)
第10章 さまざまな発達の形
第1節 知的能力障害・知的発達症:知的能力障害(精神遅滞)
第2節 自閉症スペクトラム障害(ASD: Autism Spectrum Disorder)
第3節 虐待とアタッチメント
第4節 コミュニケーション障害
第5節 摂食障害
第6節 アルコール依存:薬物依存
(Case14:プレイセラピーを用いた子どもとのかかわり)
第11章 心理療法の理論と実践
第1節 精神分析(Psychoanalysis)
第2節 来談者中心療法(Client-Centered Therapy)
第3節 行動療法(Behavior Therapy)
第4節 認知療法(Cognitive Therapy)
(Case15:がん治療のための科学療法をうける高齢者のQOL向上のために――「Expressive Writing」を用いた心理社会的介入とその効果/Case16:養護教諭の行うカウンセリング)