人類教育に直接関わり、歴史的に一貫性をもった三大宗教思想が中東・北アフリカ諸国でどのような意味を持っているか、特にイスラム教徒とキリスト教徒間の率直な対話を持って問題点を浮彫し興味深い。(2001年4月刊行)
Ⅰ 契約の宗教としてのユダヤ教・キリスト教・イスラム教Ⅱ 求心力・遠心力として働くユダヤ教・キリスト教・イスラム教Ⅲ 暮しのなかのユダヤ教・キリスト教・イスラム教 1 エジプト――アラブ庶民の論理 2 パレスチナとイスラエル――パレスチナ人のユダヤ人観 3 イラク――イラク方言アラビア語 4 チュニジア――チュニジアの聖地を訪ねて 5 モロッコ――タンジェとマラケーシュで見たモロッコ人気質Ⅳ 持て成しの聖者、ロト―対話の模範Ⅴ イスラム教徒とキリスト教徒の対話 1 親しき仲にも礼儀あり 2 コーランで語られるイエスの使命 3 「道・真理・命」についてのイスラム的理解 4 十字架的苦悩とアッラーへの感謝 5 アシジの聖フランシスコとイスラム――戦いと平和を巡って 6 イスラム教徒の社会倫理とキリスト教 7 キリスト教徒の社会倫理とイスラム教 8 排他性を越えてのイスラム教徒とキリスト教徒の対話 9 経済格差の縮小によるイスラム教徒とキリスト教徒の対話 10 徹底した相違点に対するイスラム教徒とキリスト教徒の共存 11 イスラム教徒とキリスト教徒の共存 12 「隣人愛」の核を支えているものⅥ 中東・北アフリカ地域の人たちとの対話 1 カイロ大学文学部日本学科の誕生 2 「神」の文化と「和」の文化 3 神から来る幸せと人間世界の論理