学びをささえる出版社

ガバナンス 

上條末夫(編著)
ISBN 4893849980
A5判
250ページ
2005/06/01 刊行
定価 ¥ 2,000+税

総合政策の概念とは何かを明確に把握できるよう図解で解説しつつ、グローバル化や情報化への対応、公共の担い手の多様化に伴う公共性概念の再構成にも目を向け、行政の今をわかりやすく解説した好著。(2005年6月刊行)

目次

序)総合政策を学ぶ学生諸君へ
序1.総合政策の意味と課題
序2.総合政策の源流:政策科学(policy sciences)
序3.総合政策の研究焦点:公共政策
序4.国家の存在意義と基軸となる自由
序5.国民所得倍増計画と国土開発
序6.均衡ある国土の発展と公共事業
1)総合政策とガバナンス
1-1.総合政策とは何か
1-2.学際的総合:政治学・経済学・社会学、自然科学の総合
1-3.ポリシーミックスの手法によるシステムの総合
1-4.総合政策は何を政策目的とするのか
1-5.なぜシステムの総合化が必要なのか
1-6.マクロとミクロの総合
1-7.理論と実践との総合
2)公法におけるガバメントとガバナンス
2-1.議論の出発点-近代社会の形成前史
2-2.近代の形成-社会契約論型のアプローチ
2-3.近代の理屈-私と公の二元性の導入
2-4.ガバメント・政府・統治
2-5.法治主義・法の支配
2-6.社会の現代化と法律の留保
2-7.ガバメントをめぐる諸問題
2-8.ガバメントという考え方
2-9.ガバメントとガバナンスの具体例-不登校をめぐって
2-10.ガバナンスのための公共的仕組み
3)行政における新しいガバナンスの方向性
3-1.ブレア政権の「第三の道」
3-2.公共部門におけるNPM
3-3.サッチャー政権とメージャー政権による行政改革
3-4.ブレア政権の行政改革の特徴
4)地方自治とガバナンス
4-1.地方自治とは何か
4-2.日本における地方自治の仕組み
4-3.日本の地方自治における問題点
4-4.日本の地方財政制度の何が問題なのか
4-5.21世紀における日本を取り巻く環境と地方自治
4-6.地方分権時代における政治のあり方:市町村合併
4-7.地方自治とガバナンス
5)国際政治とガバナンスの関係
5-1.国際社会には中央政府が存在しない理由
5-2.国際社会でガバナンスが注目されるようになった理由
5-3.国際社会におけるガバナンスの可能性
6)市場経済におけるガバナンス
6-1.市場の動き
6-2.需要曲線と消費者余剰
6-3.供給曲線と生産者余剰
6-4.市場均衡価格と取引量
7)コポーレートガバナンスと会社法
7-1.人・法人・会社・企業
7-2.日本の会社経営における実務上の問題点
7-3.会社機関の改革
7-4.取締役・執行役の責任
8)企業活動と社会生活
8-1.企業という存在
8-2.企業の経済的目的
8-3.企業の社会的目的
8-4.経営者の役割
9)個人情報の保護とITガバナンス
9-1.個人情報保護法とは
9-2.個人情報流出のパターン
9-3.Yahoo!BB事件
9-4.企業はどのように個人情報を扱うべきか