学びをささえる出版社

ハンナ・アーレント 公共性と共通感覚

久保紀生
ISBN 978-4-7793-0080-6
四六上判
158ページ
2007/01/20 刊行
定価 ¥ 1,800+税

ハイデガー研究にて長年実績を積み上げてきた著者によるアーレントの入門書。アーレントの政治思想の根幹「公共性と共通感覚」の視点からアーレントの思想を読み解く。

目次

1.凡庸な悪の肖像―ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン』に即して 
2.ある哲学的書簡をめぐって―ハンナ・アーレントの場合
 2-1.ある発端―アーレントからハイデガーへの一書簡
 2-2.ハイデガーのカント読解をめぐるアーレントの疑義
 2-3.〈アーレントとカフカ〉に対する〈ハイデガーとニーチェ〉
 2-4.家悦後にかえて―いま一つの《和解》とは? 
3.公共性の問題―ハンナ・アーレントの言説に即して
 3-1.問題の所在 3-2.アーレントのみる公的領域の射程
 3-3.公共性もしくは活動の喪失 3-3.今後の課題 
4.公共性の問題再考
 4-1.〈公共性〉のもつ哲学的含意
 4-2.競合的討議と公共性
 4-3.社会的領域と残された問題
 4-4.おわりに 
5.ハンナ・アーレントとカント