学びをささえる出版社

反科学を超えて

宗教化した科学への問いかけ
芹澤数雄(著)
ISBN 978-4-7793-0209-1
A5判
218ページ
2010/04/01 刊行
定価 ¥ 2,400+税

磐石とも思える科学信仰の存在の背景についてあぶり出しを行うと共に、科学信仰の根拠となる客観性を批判的に検討。更に根底に流れる功利主義的についても論考を行い、新たな人間の価値観を模索する。

目次

1.科学信仰を問う
1-1.科学信仰は存在するのかー科学信仰に関する証言
1-2.科学信仰の背景(確信の基盤の欠如)
1-3.一般大衆の科学信仰の根拠

2.科学批判に耳を傾ける
2-1.科学批判一般
2-2.科学は人間性を奪う
2-3.科学は生命を忘却
2-4.科学の領域のみが実在するという信仰
2-5.科学の進歩は正しい進歩か?
2-6.科学は人間と関係ない学問か?
2-7.科学的真理の根拠は示されているか?
2-8.科学は認識の問題をもっている
2-9.科学は体系をもっていない
2-10.ニーチェの科学者批判

3.科学信仰の根拠を暴く―客観性
3-1.客観主義という欺き
3-2.科学における客観性
3-3.客観性世界は存在するか?
3-4.世界は時間、空間の中にあるのか?

4.科学信仰の根拠を暴く―権威
4-1.科学の知こそ唯一の知か?
4-2.知の体系は存在するか?
4-3.学会という権威
4-4.教育という権威

5.科学信仰の根源である功利主義、ニヒリズムについて考える
5-1.快楽主義批判
5-2.自由主義批判
5-3.自己保存原理主義
5-4.功利主義とニヒリズムについて
5-5.ニヒリズムの蔓延
5-6.功利主義は根拠にならない
5-7.功利主義を超えて、ニヒリズムを越えて

6.科学は学ぶに値するか

7.むすびにかえて