学びをささえる出版社

「考える時間」のヒント

いま、なぜ「倫理学」
高頭直樹 (著)
ISBN 978-4-7793-0234-3
四六並判
154ページ
2010/06/01 刊行
定価 ¥ 1,700+税

倫理学の初学者向けのハンディなテキスト。倫理学での諸問題を具体的な生活に引き寄せつつ、平易に明快に解説した。倫理学の基礎の概説にとどまらず自らの頭で考えることができるよう編まれた好著。

目次

はじめに
第1章 旧約聖書に描かれた人間
1 人間の「創造」
2 モーセの登場 
3 「十 戒」  

第2章 ソクラテスの苦悩
1 「倫理」の語源  
2 ソクラテスの裁判  
3 ソクラテスの「正義」

第3章 「個人」と「社会」
1 近代的「個人」  
2 近代社会と「契約」

第4章 近代的社会の道徳原理
1 カント 
2 功利主義
3 徳倫理

第5章 科学と哲学 
1 「科学」の背景
2 「近代科学」の特徴

第6章 「事実」と「価値」をめぐる議論
1 「事実」から「価値」は導かれない
2 「事実」から「価値」は導かれる

第7章 相対主義
1 科学と相対主義
2 道徳と相対主義
3 「異文化」は理解できるか

第8章 再度「自由」について
1 二つの自由
2 ドフトエフスキーの「大審問官」
3 サルトルの「自由」

第9章 「死」の定義と現代社会
1 「死」の定義
2 臓器移植の問題点
3 「私」はどこへ

第10章 道徳と法あるいはルールを守るということ
1 法と道徳
2 約束を「守る」ということ

最後に

附 論 「分かりやすさ」と「分かりにくさ」の構造
1 日常的言語の「特徴」
2 「分かること」も「分からないこと」
3 対話の論理構造
4 日常会話の構造
5 結 び