学びをささえる出版社

大衆社会の処方箋

実学としての社会哲学
藤井 聡(著)・羽鳥 剛史(著)
ISBN 978-4-7793-0392-0
四六並判
352ページ
2014/01/15 刊行
定価 ¥ 2,700+税

「大衆化」に根をもつ社会問題が深刻の度を増す現代日本―公共政策の専門家が、オルテガの大衆論とその背後にある社会哲学に基づき、実証的なフィールドで思想の力を問い直し、「実学」の新たな地平を拓く。

目次

序章 現代文明社会の問題と危機

第Ⅰ部 大衆に対峙する哲学
1.実学としての社会哲学
2.「大衆の反逆」の哲学
3.大衆尺度

第Ⅱ部 大衆の反逆――現代日本の検証
4.「科学的検証」とは何か
5.社会を裏切る「大衆」
6.議論できない「大衆」
7.政府に対する「大衆の反逆」

第Ⅲ部 大衆の起源――ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーの哲学
8.人間疎外による大衆化
9.運命から目を背ける「大衆」
10.非本来的な時間を生きる「大衆」

第Ⅳ部 大衆社会の処方箋
11.大衆社会の中で「社会的秩序」の形成を図る
12.「大衆性低減」のための三つの基本方略
13.「運命焦点化」方略を通した脱大衆化
14.「独立確保」方略を通した脱大衆化
15.「活物同期」方略を通した脱大衆化