概念化しがたい「間(inter)」をキーワードに古今東西の思想を猟歩し、従来の比較思想の方法を独自に再構成する労作。著者長年の探究の集大成。
1 一足の草鞋の間に立つ生2 ドイツ語と日本語との間3 間とdas Inter, das Zwischen4 間観5 即と間6 矛盾、アンティパロン(背反)、概念7 〈存在者としての存在者〉における「としての」という間8 間性9 B.ヴァルデンフェルスにおける諸々の間という語10 仏教とキリスト教との間11 意味をもつロゴス12 西田幾多郎と荘子との間13 荘子、間性、ソクラテス14 『経験の亀裂』における間についての再考15 H.ロムバッハにおける間観の発見・考察16 根源学としての間性17 生死について18 H.ロムバッハにおけるヘルメス学と間構造19 間の哲学としての機構態20 C.v.ヴァイツェッカーの間の哲学21 機構態としての社会22 E.ロータッカーとヘーゲル23 ロムバッハの『社会生活の現象学』24 W.ゾムバルトにおける間性起25 O.シュパンの全体性から統体性へ26 間の哲学から観たブルーノ・タウト