学びをささえる出版社

時と我

道元とデカルトの哲学
側瀬 登(著)
ISBN 978-4-7793-0479-8
A5判
248ページ
2016/01/15 刊行
定価 ¥ 2,800+税

道元の時間論とデカルトの自我論の探求を通して、東洋と西洋の間に横たわる哲学的交錯を明らかにする。著者の長年にわたる比較思想の到達点を示す渾身の作。

目次

第Ⅰ部 道元の時間論
1 道元と波多野精一における時間構造
2 道元の『正法眼蔵』現成公安冒頭における解釈の比較考察
3 道元の「現在」構造における唯識的解明
4 道元の「而今」と華厳の「隔法異成」
5 道元の言葉「前後ありといへども、前後際断せり」と「即非の論理」
6 「四摂事」の倫理的性格

第Ⅱ部 デカルトの自我論
1 コギトの自性
2 コギトは必然で確実か
3 コギトの無自性