不妊や養子縁組、子育て支援や出生前診断など、妊娠・出産・子育てをめぐる今日的なトピックを取り上げ、歴史的背景と現状をコンパクトにわかりやすく解説。「少子化対策」をより多層的に議論するための視点を提示する。
オリエンテーション(由井秀樹)1 結婚――誰が子を産み、育てるのか(由井秀樹)2 子育て支援――誰のための支援? 何のための支援?(松島 京)3 出産――新しい生命を迎えるということ(伏見裕子)4 母子保健――母と子の「健やかさ」を考える(木村尚子・伏見裕子)5 避妊・中絶――「産まない」ことに向き合う(木村尚子)6 不妊――生殖補助技術は何を問いかけるのか(由井秀樹)7 出生前診断――いのちを選ぶこと、選ばないこと(利光惠子)8 社会的養護――親が育てられない子どもを社会で育てる(安藤 藍)9 養子縁組――生まれた子どもの幸せのために(吉田一史美)終章 学びの扉、その先に――3つの論点(由井秀樹)【コラム】優生保護法のもとでの強制的な不妊手術(利光惠子)外国人の子どもは子育て支援の対象には含まれないのか(松島京)かかりつけ助産師運動でハイリスク出産の予防と低減(金森京子)新生児マス・スクリーニング:わかってしまう「私たち」のこと(笹谷絵里)浮かび上がる課題 第2子以降の子育て(小嶋理恵子)不妊患者の苦しみに寄り添う 不妊カウンセリングの現場から(瀧川由美子)着床前診断 進むいのちの選別(利光惠子)私の観点 「障碍があるという事実」とともに生きる(北島加奈子)児童虐待 喫緊の課題 社会が育児を担うしくみ(由井秀樹・伏見裕子)社会的養護と自立支援(安藤藍)妊娠・出産と匿名性の問題(吉田一史美)