学びをささえる出版社

日本思想の論理

伊藤益(著)
ISBN 978-4-7793-0619-8
四六上判
224ページ
2019/12/20 刊行
定価 ¥ 2,000+税

日本人には独自の論理がない。そのため日本哲学の成立は、西田幾多郎・田辺元をしても明晰な論理を確立するには至らず、一思潮にとどまっているという現代の思想状況に対し、一石を投じるために著された、著者長年にわたっての研究成果の集大成。西洋哲学・宗教・和歌等を縦横無尽に俯瞰し、日本人の論理を、「自己を完全に無に帰せしめる絶対的自己否定性の論理」とし、これこそが日本思想を筋道たてる論理たりうるとする。

日本思想は日本哲学となり得ないのか。西田幾多郎・田辺元をしても日本独自の論理確立に至らない思想状況の中、その論理を探る試み。

目次



序章 問答法と形式論理
第1章 ヘーゲル哲学と西田哲学
第2章 田辺哲学と親鸞思想
第3章 絶対的自己否定性の論理
終章 理性主義的非理性主義批判
あとがき