学びをささえる出版社

哲学の起源と変貌

古代哲学と近代哲学
金子佳司(著)
ISBN 978-4-7793-0680-8
A5判
156ページ
2022/04/15 刊行
定価 ¥ 1,800+税

私たちは近代哲学に見られる機械論、個人主義、進歩史観に大きな影響を受けている。これらは人類普遍の思想のように思われているが、実際には、近代西欧の特殊事情から生まれたものである。私たちはこの事実に気づくべきではないか。純粋な知的活動としての哲学の始まりである古代ギリシアの哲学と、そこから大きく変化する近代ヨーロッパ哲学をその違いを交えながら読み解く。哲学の初心者にも理解しやすいように、哲学とは何か、哲学の考え方を丁寧に紹介した書。

目次


はじめに──哲学とは何か
  古代哲学と近代哲学
第1部 哲学の起源──古代ギリシア哲学
  哲学の始まり
1 ミレトス派
  ①タレス ②アナクシマンドロス ③アナクシメネス
2 ピュタゴラス
3 ヘラクレイトス
4 エレア派
  ①パルメニデス ②ゼノン
5 エンペドクレス
6 アナクサゴラス
7 原子論
8 ソフィスト
9 ソクラテス
10 プラトン
  ①現実と哲学 ②イデア論の世界観 ③想起説
11 アリストテレス
  ①第一哲学=形而上学 ②実践哲学
12 エピクロス
13 ストア派

第2部 哲学の変貌──近代ヨーロッパ哲学
  近代哲学の成立
  哲学の近代西欧への伝承
  哲学と科学
  近代哲学成立の歴史的背景
1 デカルト
  ①「我」の発見 ②世界の認識
2 ホッブズ
  ①世界観 ②人間観と国家観
3 イギリス経験主義
  ①ロック ②バークリー ③ヒューム
4 フランス啓蒙主義と産業革命
  ①啓蒙主義の時代 ②産業革命 ③近代合理主義
5 カント
  ①認識論 ②道徳論
6 ヘーゲル
  ①世界観 ②国家観
7 マルクスの唯物史観
8 サルトルの実存主義

あとがき