学びをささえる出版社

樂法

蜂屋賢喜代・岩見 護[著]・名倉 幹[校訂]
ISBN 978-4-7793-0787-4
四六並判
182ページ
2025/08/05 刊行
定価 ¥ 2,200+税

2025年7月下旬~8月に全国の書店にて発売予定です。

本書は、蜂屋賢喜代師一周忌を目前に、ご長男蜂屋教正師が昭和四十(一九六五)年に発刊されたものを、蜂屋賢喜代没後六十年記念として内容を校訂し、装い新たに復刊したものです。
蜂屋賢喜代師は、真宗大学時代に清沢満之師の下で学び、大正の末期から昭和の中期にかけて大阪を中心に活躍した真宗大谷派の僧侶で、一末寺の住職として自らの貧苦と病苦に悩みながらも、熾烈な求道心をもって大道宣布に身を捧げ、それは、宗祖親鸞聖人の信に立って、その波瀾と苦汁に富んだ生涯を雄々しく生き抜かれた蓮如上人を思わすものがあったと言われており、生涯熱烈な思慕・敬仰を蓮如上人に捧げられていました。
『蓮如上人』は、石川県の大谷派寺院に生まれ、大谷大学教授をされた岩見護師の著書で、蜂屋賢喜代師が「私ガ死ンダラ此ノ書ヲ供養トシテ欲シイト思フ」と書き残されたほどの書です。
岩見護師のご家族の了解を得て、「聖人の恩徳を偲びて」とともに一書としてまとめたものが本書となっています。

目次

聖人の恩徳を偲びて(蜂屋 賢喜代)……5

蓮如上人(岩見 護)……39

追憶(蜂屋 敎正)……169

校訂者あとがき(名倉 幹)……173

蜂屋 賢喜代(はちや よしきよ)
1880年9月10日 大阪市東区谷町慶徳寺に生まれる
1905年 東京巣鴨、真宗大学本科(現大谷大学)卒業
1924年 光照寺(大阪・天王寺区)住職となる
1964年12月13日 逝去
著書に『歎異鈔講話』『聞法の用意』『苦の探究』『仏天を仰いで』『人間道』『正信偈講話』『四十八願講話』『幸福を求めて──病床の人へ』『蓮如上人御一代記聞書講話』『独語集』『床中の法悦』『愛別の記』等

岩見 護(いわみ まもる)
1893年12月5日 石川県鳳至郡河原田村廣專寺に生まれる
1912年 真宗京都中学卒業
1942年 東本願寺教化研究院長就任
1946年 大谷大学教授就任
1958年1月30日 逝去
著書に、『仏を拝む手』『光に遇う』『赤尾の道宗』『御伝鈔講話』『人生の彼岸』『日本芸道と仏教のこころ』等

蜂屋 敎正(はちや のりまさ)
1911年11月17日 大阪市北区に生まれる
1934年度 大谷大学卒業
2013年10月9日 逝去
真宗大谷派光照寺(大阪・天王寺区)元住職

〈校訂者紹介〉
名倉 幹(なくら みき)
1962年8月19日 京都市に生まれる
1987年 神戸大学経営学部卒業、住友銀行入行
2006年 真宗大谷派(東本願寺)にて得度
2012年 ニューヨークに渡り、真宗大谷派北米開教使として現在に至る